7月30日に開催された浦和レッズvs川崎フロンターレ。
試合後、浦和レッズサポーターがある横断幕を掲げ話題になっています。
その横断幕の内容とは何だったのでしょうか。
横断幕とその背景を調査しました。
目次
オワコン興行?横断幕の内容とは
横断幕に記載されていた内容は、当日観戦されていた方のTwitterを読み取ると以下のようです。
「百年構想?30年目でオワコン興行」
「馴れ合いを求めるJリーグから生まれるものとは」
「同じ方向を向いた先にある熱狂なきスタジアムがJの”理想の姿”?」
「フットボールに情熱を戻す決断は誰の責務?PRIDEを奪われたサポーターを無視して忖度を続けた結果、失ったものは何?」
「悉く世界基準に逆行するリーグからは熱狂も客も消えていく30年目」
「公平な処分Jリーグへ心から願う理想の姿」
試合後の横断幕 pic.twitter.com/wsBdnz2D5O
— うらわのわ (@urawanowa) July 30, 2022
放心状態でぼーっとしていたら横断幕めっちゃ出てきた。 pic.twitter.com/XZj4MjsqyU
— とぅもねば (@frontale_01) July 30, 2022
横断幕の内容はどう解釈できる?
「百年構想?30年目でオワコン興行」
「百年構想」とは、下記のJリーグが掲げる計画のようです。
「30年目でオワコン興行」とは、百年構想を掲げるも、30年目でオワコンだよと解釈できそうです。
Jリーグ百年構想(ジェイリーグひゃくねんこうそう)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が提唱および推進する、地域におけるサッカーを核としたスポーツ文化の確立を目指す計画のことである。
引用元:Wikipedia
「馴れ合いを求めるJリーグから生まれるものとは」
馴れ合いを求めるとは、今回のきっかけとなった処分理由である、新型コロナウィルス感染症対応ガイドラインのことでしょうか。
ガイドラインに違反する?そのなもの知りませんよ!という表現でしょうか。
「同じ方向を向いた先にある熱狂なきスタジアムがJの”理想の姿”?」
同じ方向を向いた先にある熱狂なきスタジアムがJの理想の姿?とは、やはり新型コロナウィルス感染症対応ガイドラインを守っていては、熱狂的な応援ができないよねと解釈できそうです。
浦和レッズのサポーターの熱量は兼ねてから有名でありますから、だいぶ今の応援スタイルにフラストレーションが溜まっているのではないでしょうか。
浦和レッズサポーターの詳細は下記に記載されています。
浦和レッドダイヤモンズサポーター
引用元:ChakuWiki
「フットボールに情熱を戻す決断は誰の責務?PRIDEを奪われたサポーターを無視して忖度を続けた結果、失ったものは何?」
浦和レッズサポーターにとって思うような応援ができない状況の中、
誰の責務?とは、クラブに対してなのかJリーグなのか、どこに訴えているのかは不明です。
「悉く世界基準に逆行するリーグからは熱狂も客も消えていく30年目」
世界基準に逆行するリーグとは、こちらもコロナ対策に関する世界との比較でしょうか。
こちらは国の新型コロナウィルス感染症対応ガイドラインにも訴えかけているように思われます。
「公平な処分Jリーグへ心から願う理想の姿」
こちらの言葉で締めくくられていますが、全体的に感情的な文になっています。
先の処分に対し、自分達は間違っていない、新型コロナウィルス感染症対応ガイドラインを見直してもう一度考えなしてほしいとも解釈できます。
横断幕を掲げることになった背景とは?
5月21日に開催された浦和レッズvs鹿島アントラーズ戦にて、声を出して応援したことによる処分が7月26日に下されたことが背景のようです。
7月26日にJリーグは、浦和レッズがサポーターの違反行為を防止・制止しなかったことについて、チームに対しけん責と罰金2000万円を科したと発表した。2000万円はチームに科すことができる罰金の上限額。異例となる厳しい措置が、サッカー界で注目を集めている。 Jリーグの公式HPによると、今回、懲罰の対象となったのは2度にわたって一部のサポーターらがガイドラインにより禁止されている「声を出しての応援」を行い、求められている「マスクの着用」をしなかったこと。
横断幕はクラブのチェック済み?
下記の記事では、横断幕はクラブのチェックをしてから掲げることになっているようで、クラブの意見も入っているのではとTwitterでも様々な憶測が飛び交っています。
Jリーグは26日に浦和に対して、サポーターによる新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに違反する行為があったとして、けん責と罰金2000万円の処罰を科すと発表。この日の川崎戦が処分発表後、初の試合だった。浦和サポーターの横断幕に関してはクラブに事前申請することになっているが、禁止されなかったという。
浦和サポがJリーグに抗議の横断幕「世界基準に逆行」「オワコン興行」「公平な処分心から願う理想の姿」https://t.co/cZCRtdkR3q 『クラブによると、事前にサポーター側から相談はあったが、公序良俗に反する内容ではなかったため、掲出の禁止には至らなかった』つまりクラブの意思でもある、と。
— ktgohan (@ktgohan) July 31, 2022
https://twitter.com/sunvalley0310/status/1553561004109606912?s=20&t=cmEiDCsWlY3Pduv0NsO31A
まとめ
Jリーグの中でも熱狂的なサポーターが多い浦和レッズ。
サポーターの他、クラブも容認していた可能性もあり、今後の動向に注目です。